DNG in WISS / 札幌にて開催されるWISS2025 にてデモ・発表を行います
2025. 12. 02
デジタルネイチャー研究室は,札幌にて開催されるWISS 2025:(第33回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ) にて、研究発表とデモを行います。
WISS2025 : https://www.wiss.org/WISS2025/
2025年12月3日(水)~12月5日(金)
定山渓ビューホテル(北海道札幌市)
[国際学会招待発表(デモ)]
超複製技術時代のアウラ:AI生成湿板風写真による一回性の再考
超複製技術時代の写真における「アウラ」のあり方を問い,古典技法である湿板写真と現代技術を融合した「Non-Reproducible Generative Collodion」を提案する.本手法では,生成AIで湿板特有の偶発的な風合いを創出し,NFTでその一回性を保証.これをガラス板へUV印刷し,物質的な作品を制作する.専門家へのインタビューを通じ,伝統的な湿板写真との質感や色味の差異が指摘される一方,ガラスの物質感とデジタルのクリアな美しさが融合した,従来とは異なる新たなアウラの存在が評価された.本研究は,物理的な価値とデジタルな価値を接続し,未来の写真表現と芸術の可能性を探るものである.
プロジェクトページ: Can AI Generated Ambrotype Chain the Aura of Alternative Process?
著者: 小澤 知夏,皆川 達也,落合 陽一
論文: Chinatsu Ozawa, Tatsuya Minagawa, and Yoichi Ochiai. 2024. Can AI Generated Ambrotype Chain the Aura of Alternative Process? In SIGGRAPH Asia 2024 Art Papers (SA ’24). Association for Computing Machinery, New York, NY, USA, Article 3, 1–13. https://doi.org/10.1145/3680530.3695434
国際学会・国際論文誌名:: SIGGRAPH Asia 2024
視覚障害者のための「Touch and Talk」の検討:複数の触覚モデル探索を通じた科学コミュニケーション支援の検討

触覚的な探索は視覚障害者が概念を理解する上で極めて重要である.これまで音声や振動といったモ ダリティを組み合わせたインタラクティブ 3D モデルが開発されてきたが,これらのシステムは固定的なイ ンタラクションフローに依存しているため適応的なガイダンスの機会が制限される.本研究では,特に抽象 的かつ空間的に複雑なトピックに頻繁に直面する科学コミュニケーションの文脈において,インタラクティ ブな対話が触覚学習体験をどのように高めうるかを検討した.まず 22 名の専門家にインタビューを実施し, 効果的な説明手法やコミュニケーション戦略を抽出した.次に複数の触覚モデルと音声ベースの「Touch and Talk」システムを組み合わせたテクノロジープローブを用い,10 名の視覚障害者へ Wizard-of-Oz 手 法を用いた実験を行った.実験から得た知見に基づき,複雑な科学的内容を視覚障害者が自律的に探索でき るよう支援するためのデザイン上の示唆を提案する.
プロジェクトページ: A Ring Camera for Understanding through Touch
著者: 筒井 彩華, 王 溪月(日本科学未来館), 高木 啓伸(IBM Research -東京), 浅川 智恵子(日本科学未来館/IBM Research – Yorktown)
論文: https://www.wiss.org/WISS2025Proceedings/data/international/33.pdf
[Demo Session]
[プログラム 2-A09] 超複製技術時代のアウラ:AI生成湿板風写真による一回性の再考 (国際)
著者: 小澤 知夏,皆川 達也,落合 陽一
[プログラム 2-C09] 大規模言語モデルを活用したシュートシーン解説の自動生成
著者: 片山 葉一朗,近藤 生也,伏見 龍樹,落合 陽一
WEB 予稿集リンク:https://www.wiss.org/WISS2025Proceedings/data/demo/2-C09.pdf
[プログラム 3-C06] FlavorLUT: 大規模言語モデルを活用した写真編集手法の提案
著者: 小澤 知夏,皆川 達也,落合 陽一
WEB 予稿集リンク:https://www.wiss.org/WISS2025Proceedings/data/demo/3-C06.pdf
研究室概要
名 称 : デジタルネイチャー研究室
指導教員 : 准教授 落合 陽一,助教 伏見龍樹,助教 李晶晶
所 在 地 : 茨城県つくば市春日1-2
研究内容 : 波動工学,デジタルファブリケーション,人工知能技術を用いた空間研究開発
URL : https://digitalnature.slis.tsukuba.ac.jp/
代表略歴
落合陽一 Yoichi Ochiai
1987生,2015年東京大学学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の短縮終了),博士(学際情報学).日本学術振興会特別研究員DC1,米国Microsoft ResearchでのResearch Internなどを経て,2015年より筑波大学図書館情報メディア系助教 デジタルネイチャー研究室主宰.2015年,Pixie Dust Technologies.incを起業しCEOとして勤務.2017年から2019年まで筑波大学学長補佐,2017年から大阪芸術大学客員教授,2020年デジタルハリウッド大学特任教授,金沢美術工芸大学客員教授,2021年4月から京都市立芸術大学客員教授を兼務.2017年12月より,ピクシーダストテクノロジーズ株式会社による筑波大学デジタルネイチャー推進戦略研究基盤代表及び准教授を兼務.2020年6月デジタルネイチャー開発研究センター・センター長就任.専門はヒューマンコンピュータインタラクション・バーチャルリアリティ・人工知能領域の学際的展開,特に音響・レーザーホログラムの計算・応用領域に強い興味を持つ.
本件に関するお問い合わせ先
名称 : 筑波大学デジタルネイチャー研究室
Email : contact<-at->digitalnature.slis.tsukuba.ac.jp <-at->を@に置き換えてください
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