DNG in D×E Unconference / オンライン開催される Design and Economics Unconference 2021 にて発表を行います

2021. 04. 14

デジタルネイチャー研究室は，オンライン開催される Design and Economics Unconference にて『Pluriversal Design: Perspectives from Ainu Mosir』の口頭発表を行います．

Official Web : https://designandeconomics.com/unconference-2021/

発表プロジェクト

Pluriversal Design: Perspectives from Ainu Mosir

Ainu Mosir is the world of the Ainu people, recognized as indigenous by the Japanese government. By the means of cultural revitalization through legislation and social movements, Ainu creatives have slowly but steadily flourished in recent years. This presentation discusses the perspective of Ainu peoples regarding the living planet, the preservation of their own culture and the influence that this worldview has on their interactive design. Based on the study of interactive projects created with Ainu peoples, the importance of their collaboration in the creative process and in the projects sustainability is exposed.

アイヌモシリは，日本政府が先住民族と認定したアイヌ民族の世界です。法律や社会運動による文化の活性化によって、アイヌの創造は近年，ゆっくりと，しかし着実に繁栄してきました。このプレゼンテーションでは，アイヌ民族が生きている地球をどのように捉えているのか，アイヌ民族独自の文化をどのように保存しているのか，そしてこの世界観がアイヌ民族のインタラクティブなデザインにどのような影響を与えているのかについて論じます。アイヌ民族との対話型プロジェクトの研究に基づき，創造的プロセスとプロジェクトの持続可能性におけるアイヌ民族の協力の重要性を明らかにしました。

[Presenter] Xanat Vargas Meza （バルガス・メサ・シャナット:筑波大学図書館情報メディア系助教）

[Time] April 16th at 18:00 hrs. (Tokyo) / 10:00 hrs. (London).

Zoom URL/ID 等，詳細につきましてはこちらのページをご確認ください．

Session Title: Ainu Design: Past and Present

[Presenter] Xanat Vargas Meza , Maki Sekine 関根真紀（アイヌデザイナー）

[Time] April 20th at 19:00 hrs. (Tokyo) / 11:00 hrs. (London).

Zoom URL/ID 等，詳細につきましてはこちらのページをご確認ください．

研究室概要

名称：デジタルネイチャー研究室
代表者：准教授　落合陽一
所在地：茨城県つくば市春日1-2
研究内容：波動工学、デジタルファブリケーション、人工知能技術を用いた空間研究開発
URL ： https://digitalnature.slis.tsukuba.ac.jp/

代表略歴

落合陽一　Yoichi Ochiai

1987年生まれ、2015年東京大学大学院学際情報学府博士課程早期修了、博士 (学際情報学)。その後、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社創業、フェーズドアレイ技術やデジタルファブリケーション技術の開発に関わる。2015年より筑波大学図書館情報メディア系助教デジタルネイチャー研究室主宰。機械知能と人間知能の連携について波動工学やデジタルファブリケーション技術を用いて探求。2015年より、一般社団法人未踏理事、一般社団法人バーチャルリアリティコンソーシアム理事。2017年から2019年3月まで筑波大学学長補佐、2017年より大阪芸術大学客員教授、デジタルハリウッド大学客員教授。2017年12月、「デジタルネイチャー推進戦略研究基盤」を筑波大学内に設立し、筑波大学助教を退職，及び本基盤の代表/准教授として筑波大学に再就任。2020年6月，筑波大学デジタルネイチャー研究開発センターセンター長に就任。受賞歴として、IPA認定スーパークリエータ・天才プログラマー (2010年)、ワールドテクノロジーアワード (2015年)、プリアルスエレクトロニカHonorary Mention (2016年)、グッドデザイン賞 (2014年、2015年)、経済産業省Innovative Technologies賞 (2014年、2015年、2016年)、ザンガレンシンポジウム明日のリーダー200人、ベストナレッジプール40人に選出 (2017年)、文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品:アート部門/エンターテイメント部門 (2017年) など。

本件に関するお問い合わせ先

名　称：筑波大学デジタルネイチャー研究室
E-mail ：contact<-at->digitalnature.slis.tsukuba.ac.jp (Replace <-at-> with @)

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