【AWARD】村上貴人、ACM Student Research Competition Grand Finals 2023 学部生部門を制覇!
2023. 05. 18
デジタルネイチャー研究室に所属する博士前期課程の村上貴人さんが、ACM Student Research Competition Grand Finals 2023 で学部生部門優勝という快挙を達成しました!
https://src.acm.org/grand-finalists/2023
村上さんの研究プロジェクト「Kuchibashi: 3D-Printed Tweezers Bioinspired by the New Caledonian Crow’s Beak」は、ニューカレドニアカラスのくちばしに触発された3Dプリントされたピンセットという革新的なアイデアを提唱したものです。この研究は、生物学と技術の交差点にある、新たな可能性を模索するもので、その創造性と実用性が高く評価されました。なお、この研究は筑波大学先導的研究者体験プログラム(ARE)の2021年採択課題として取り組んできたものでもあります。
今回の受賞は村上さんにとって二つ目の大きな成果であり,昨年のSiggraph2022でもこの研究プロジェクトがSIGGRAPH2022 Student Research Competitionの学部生部門で第一位を獲得しています。
受賞おめでとうございます!
Project page: Kuchibashi
Publication page: Kuchibashi: 3D-Printed Tweezers Bioinspired by the New Caledonian Crow’s Beak
ACM Student Research Competitionとは
ACM Student Research Competition (SRC)は、Association for Computing Machinery (ACM)が主催する学生向けの研究コンペです。この競争は、学生たちが自身の研究成果を発表し、その質と影響を競います。参加者は、自分たちの研究を評価するために、ポスターセッションや口頭プレゼンテーションを行います。
ACM SRCは、Graduate CategoryとUndergraduate Category の2つの部門があります。それぞれの部門で、審査員は参加者の研究の質、貢献度、口頭プレゼンテーションのスキルを基に評価を行います。各部門の上位3名には、賞金と共に、ACMのスポンサー企業からの奨学金やインターンシップの機会が提供されることもあります。
ACM SRC Grand Finalsは、これらの部門の勝者たちが一堂に会し、最終的な勝者を決定するイベントです。このイベントでは、各部門の勝者が再び自分の研究を発表し、最終的な優勝者が選ばれます。この賞は、学生の研究の質と影響力を認める非常に重要なもので、受賞者はその分野での最も優れた若手研究者と認識されます。
Award Honors NewsNew
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日本スキー学会優秀発表賞 / 中村翔音
24. 03. 15
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第29回学生CGコンテスト ゲーム&インタラクション部門 最優秀賞 / 山本健太, 筒井彩華, Zhao Yinan, 鈴木一平, 田中賢吾, 落合陽一
24. 02. 27
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日本音響学会 学生優秀発表賞 / 丹羽遼吾
23. 12. 27
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CREATIVE HACK AWARD 2023 準グランプリ / 山本健太, 筒井彩華, 趙一楠, 田中賢吾, 鈴木一平, 落合陽一
23. 12. 18
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SIGGRAPH 2023 Student Research Competition 1st place Undergraduate Student / Kensuke Katori
23. 08. 05